ラリマーペンダントトップ【6】6.7g　silver925 [larimar006]

ラリマーの品質は、
その独特の波紋のような模様と発色、透明感などで決まります。
今回サイズや重さに対して、
現状(2018年)としてはとてもリーズナブルなラリマーが入手できました。

今回の【4】【5】【6】は、
例えば重量はSOLDの【1】や【2】と比べても大差ないのですが、
模様のくっきりとした大きさと発色の強さのようなものが違います。
今回のリーズナブルタイプのほうが、アイスラリマー寄りです。
写真には写り切らないのですが、【5】【6】はアイスラリマー特有の
シラーのような透き通った部分があります。
また【3】は、シルバーの枠がなく、ほぼラリマーのみの重量ですので、
その点が価格に反映されています。

こちらは、今回の３つの中で見た目も重量も一番大きく、
一見してすぐにラリマーと分かるタイプだと思います。
枠と石との接着剤が多少はみ出ている部分があります。


ラリマーというのは、ペクトライトという鉱物の中のブルーのもので、
ドミニカ共和国のパオルコ鉱山で採れるブルーペクトライトのみにつけられた宝石名です。

ペクトライトにはピンクやホワイト、グレーなど他の色もあり、
ドミニカだけで採れる鉱物ではありませんが、
たとえその他の産地のペクトライトがブルーであったとしても、それをラリマーとは呼びません。

数年前からドミニカ政府の供給制限の噂がありましたが、
どうやら本当に原石が枯渇しているようです。
ラリマーは今後、どこかの在庫の大量放出でもない限り、
高騰することはあっても、値下がりすることはありませんし、品質の低下も顕著です。
出会ったものが全て、その時点でのお買い得となる石、となってしまいました。